躁と鬱の狭間

誰でもそうだと思うが、日々かるく躁と鬱の状態を行ったり来たりしているのではないかと思う。

それが振れすぎると病気ということになるのだろうが、ある程度は自分の気持ちの状態を認識して過ごしているのではないだろうか。

自分の場合、多分滅多に表には現れないのだとは思うが、自分自身ははっきりと今が躁状態なのか、鬱状態なのか認識している。

躁状態であれば仕事は捗る。集中力が半端ない。変な自信がついて何があっても問題なく乗り越えられると思っているし、積極的な自分に驚くこともある。

逆に鬱の時は、気持ちが沈んでどうしようもない。一人でいると寂しく、かといって大勢の中では自分が埋もれてしまって存在感のなさでまた落ち込む。

やる気も出ないし積極的にもなれない。取り敢えず酒でも飲んでこの鬱の気持ちを慰めるだけ。

ただ近頃はこの状態を自分なりに楽しめる様になってきている。今自分はどの状態にあるのか、躁であれば仕事は捗るぞと思い、鬱であればさらに落ち込む前に仕事を切り上げようと思う。

そうやって自分と向き合うことで日々の退屈な日常も面白く過ごせる様になる。何よりひどくなる前に手を打てる。

日常から自分と向き合うことの大切さを考えよう。