「アルジャーノン」

金曜日の夜はこれを見ながら晩御飯を食べている。

息子がこのドラマにはまってテレビにかぶりつき。

なぜはまったかは聞いたことはないが、恐らくテーマになっているものが今までにない内容で、先が見えない面白さがあるところかなと思う。

ウェブで検索すると 、小説のカテゴリーはSFということ。また以前にフジテレビでドラマ化もされていたらしい。

このドラマを見て思い出したことは、小学生の頃、普通に同じクラスに知的障害者の子供たちがいて、一緒に肩を並べて授業を受けていたという記憶。

昼休みによく遊んで馬鹿騒ぎしていた思い出もある。

後一つ思い出すのはその友達の中で、美術に対する才能がずば抜けていた子がいたこと。その才能には子供ながら羨ましく、妬みすら覚えるほどだった。

しかし中学生になるとさすがに今までのようには付き合えなくなって、違うということがどうしても意識してしまうようになっていた。

確かその頃から義務教育の方針として、知的障害者だけを集めた特別クラスが作られるようになったと思う。

今から考えると、彼らとの付き合いを継続できなかったことに悔恨を覚えるが、同時にずっと変わらない付き合いが今でもできるのかという問いもある。

違いを意識するのは仕方ないとしてその上で、子供の頃のような付き合い方ができるかどうか。

そういうことも考えながらドラマを見てこの結末を楽しみにしたいと思う。