「It」を読んだ

「It」というホラー小説を読んだ。S.キングの代表作。

小説のレビューを書くのは難しくて、なかなか上手くは書けそうにないが、この作品は読むほどに引き込まれて、最後は夜中一気読みしたという事で、どうしてもこの思いを書いておきたくなった。

感動したというのとは少し違うが、ホラー小説というよりも、少年時代の仲間との出会いと得体の知れない超常物体との戦いと冒険。その仲間7人の人物像に共感した。

少し長めの小説で、しかも現在と過去が行ったり来たりするので、最初はちょっと戸惑ったが、7人の人物像がはっきりしてくるにつれて、一人一人の個性が見えてきてそこからは俄然面白くなってくる。

ホラーとしての表現部分も流石で、内面から怖さがにじみ出る。

しばらくはこの余韻に浸ってしまって、頭がぼーっとする感じ。

まだまだ読めていない作品がいっぱいあると考え、過去に遡って代表作をあさってみたいと思う。