子供の頃に欲しかったもの

今週のお題特別編「子供の頃に欲しかったもの」
〈春のブログキャンペーン 第3週〉

今日はこのキャンペーンに乗ってみる。

このお題で思い出すのは、たぶん小学生の頃の話。

テレビでは「巨人の星」が大人気で、たぶんそれにあやかったであろう玩具。ピッチングマシン。

魔球が投げられるということが特徴だったと思う。

単純にピンポン玉のあちこちに凹みがあって回転するとその空気抵抗でへんな方の曲がっていくというもの。

これが何故だか無性に欲しくなって、お年玉を貯めて買った記憶がある。家の中でそのボールを打つ練習をした。全くの運動オンチなのにアニメの影響は大きい。

いつか自分も天才的な野球少年になって、みんなから羨望の眼差しを受けるようになるんだという妄想を抱いていたように思う。

しかしそれも一時のことで、熱が冷めるのも早かったように思う。

今でもそうだが、どうも手に入れるまでが情熱的で、一旦手に入れてしまうと醒めてしまう傾向がある。

しかしこのピッチングマシンについては、夢中になった気持ちが今でも蘇って、懐かしい思い出の一つになっている。