作成したコードは信用しない

自分で作成したコードは信用しない。

これは当たり前の話で、少なくとも動かして見てそれが仕様通り正しく動くかを確認しないうちは、動かないことを前提に考えておくのが正しい対応の仕方だと思う。

だからコーディングを始める時に、最初に押さえておかないといけないことは実際に動かす環境をどうするかという事。

組み込みの場合は特に実際の動作環境が整うまでに時間がかかるので、その間にデバッグできる環境を作れないか、パソコン上でシミュレーション出来ないか、そこから始めないといけない。

そうすれば少しコーディングを進めて不安があれば動くかどうかをすぐに確認できる。

いわゆるテストファーストの考え方。

新人の頃から意識しているプログラミング・スタイルと言ってもいいかもしれない。

これは立ち上がりに少し時間はかかるが、コーディング途中でも動作を確認しながらプログラミングを進められるので、出来上がりのコードはそれなりに信頼できるコードになっている。

これが最初に一気にコーディングを進めてその後デバッグしようと考えると、デバッグの観点が大雑把になってしまって、細部にまで動作確認できずにデバッグ完了としてしまいかねない。

テストファーストは自分がコーディングのプロとして一番基本としている考え方になっていると思う。